包まった眠りの中で 身に纏った白いテープを ぐるぐるに巻き付けた私は 動けないで ただ 見つめている 軋みゆく 腕も足も 悲鳴も上げないで いつか割れる音だけが 辺りに響く 切って どこかで切って 断ち切ってよ その白い綻びの中で 私はまた息が出来るから…
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