海にも成れない湖を眺めていた 私と同じどこかに穴が空いて 腐水で満ちたその湖を 月や森や太陽を飼い慣らす 鮮やかな水面に漂う苔 うまく濁して綺麗になれない それも私と同じ 明日に彷徨う溜め息を捕まえて そのせいで溢れそうになった 心の身代わりの 呼…
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