それらしきもの

live out

踏みにじられた思いだ 何かに期待して 迷い猫の貼紙貼り付けるような毎日 確かな物はないと 突きつけられているように それなら全てを自分で片づけた方が 一切を委ねられた 僕だけの命なのに 誰かとかかわり合い それから ここに与えられるものだ I'm feelin…

God-bye,not me again!

誰かのやり方まねこっで 上手くいかないまま過ぎて もう、嫌になる 自分に合う方法を見つけず そのうちにすべてが嫌になり投げだしてた どんなことだって人なりの やり方見つけてその通りにできたなら やりたいかやりたくないかで決めることは止めて どうや…

end-roll and all

そんな悲壮な顔をして 君はその想像力で 今日も世界の悲しみをパトロール 例えば僕が憎しみの歌を歌っていたら 君がそれに賛同して世界を憎むようになった それじゃ何のために歌ったんだ 僕たちはたった一つで間違えてしまうような生き物で 何かが違うはずっ…

綴れ祈り

全ての糸が絡まるとこ 縛り付けられている気持ちになるけど そのうち一つが引っ張り 何処かへ導いてくれていた だけど気付いてしまう 張り詰めるほど違う方へ向いていた 愛するもの全て 連れていけるほど 僕はまだ強くなれないままで 君にどんな今と思い出 …

ステレオハート

朝から調子の悪いイヤホン 片方だけ音が聞き取れなくて そこで流れる旋律を上手く思い出せなくて 違和感だけはまとわりついている カセットテープが壊れた時だって MDが壊れた時だって 壊れていなかったものが なぜだか今頃壊れた気がしているよ ステレオハ…

干上がった湖底

海にも成れない湖を眺めていた 私と同じどこかに穴が空いて 腐水で満ちたその湖を 月や森や太陽を飼い慣らす 鮮やかな水面に漂う苔 うまく濁して綺麗になれない それも私と同じ 明日に彷徨う溜め息を捕まえて そのせいで溢れそうになった 心の身代わりの 呼…

プラネタリウム

夜闇に一人寂しく街をふらつき 明りもないようなところへ ふと見上げた空がとても綺麗で 寂しくて途方もないのに なんでこんなにも心は震えて 星の明りを探り 夜を今追えなくなって打ちひしがれては 今更な気付きでも忘れてしまわないと 僕が綺麗と思った夜…

教科書フラペチーノ

現代文に取り扱うお話 携帯も出てこないそんな古いものに 現代の僕たちの何が分かるの 正解はないと言っていたのに 結局は与えられる試験問題 その文脈や言葉遣いから 理解し読み取る力 ひとりひとりが持つ答えを導く事 それを教わるのだと気づかなくて 教科…

花束を。

とりあえず言いたいことは 「言いたいことなんて一つもない」 ってこと それなのに溢れ出す言葉は あれやこれやって花占いのように 言の葉を散らしながら 次々に紡ぎだしている その中に時々見つけた綺麗な それを集めたりしてきたんだ いつか君に届ける声も…

タイムマシンの乗り方

長い眠りへと着いて 起きたこの場所はどこだか分からなくて 何か変わっている昔の 景色が広がって違和感を感じた 私と目の前にいる昔の私 帳がおりた街の闇の中 ここで無くす心を取り戻しに来た 不安な予感もあるけれど もしかして過去を変えてしまったら 過…

AC

愛が生まれました 偽りの愛です 愛が引き裂かれました 私は存在しなくなりました 間違えて私を誰かが巻き込まないように 茨の冠を被りました 触れたら痛くて誰も近づかないように 次第に私は大きくなり 頭は締め付けられ 痛い痛いと時たま 枕に頭も置けず 眠…

刹那にて純情

悩んでいたことを 真剣に考えすぎて 頭から取り出すときには イヤホンのコードみたいに 絡まったりしていて 生きていく上での迷いや憂い 色々とか抱えすぎて 全部をまとめてどうにかしようとして それで絡まりすぎたコードが 断線したら意味はないよな 躓く…

曇天コスモス雨嵐

淀んだ 空 突風 多分私の嫌いな あの轟音と光 それがもうすぐ来る 季節外れなのに 何でなんだろう 心の準備はいつも出来てないけど もう間に合わないや 空は光始めてる 耳塞いでうずくまってたら 貴方が「ほら逃げ出そうぜ」 私はイヤイヤって拒むのに 貴方…

エメラルドの丘

月を遮る森の 不思議の謎解かして そこにある丘をめざしている 敷かれた石が光を帯びていて ダンスフロアみたいで宙を飛び跳ねてる このお話は何度も 繰り返しているようだけれど 変わる気持ち感じてるよ 追憶の終わりを迎えるそれまでの間にすべてを 追いか…

ツムハート

催涙雨

いつも通りかかる道 世間に出るための導線 絶対に通らなきゃいけないとこ 煙を吸っていく排気口 その脇で犇めく水路は 最近どうにもしまりが悪くて 微笑微笑 焦ってさぁ いつも通りに通り過ぎようとした ぬかるんできたことにも気づかないで そこから滴る雫…

マシュマロトロケリーノ

きっとマシュマロになればいいんだって 閃いたのは先週あたり 全体フワフワしていて叩かれても元に戻れるし それはちょっとやそっとじゃ 崩れるものでなくて その不思議な魅力には 見習いたいものなの フニフニ弄んでからパクって口へ放り そんな風にからか…

文を。

今日を終えて静か そっと どんなことを考えて眠りにつく 考えすぎる君のことだ どうでもいいと笑えないままで 「死んでしまいたい」が呪われ蝕まれて 「消えてしまいたい」にいつか成り果ててしまうことを 僕は確かに知っていたはずなのに 誰かと違う それだ…

ページ

切り取ったその白紙のページまで燃やして 失せる未来亡くす今 望むものは何? 痛いたい 痛みで見えないくらい cry cry 泣いて失う今を 辛い来 嘆いて過去にとらわれていたんだ 今まで読み進めてきたもの 歩み紡いだ思い出になって 前の方のページで自分のモ…

マイセルフ惑星ワンダーレイション

仕事上がり帰宅午後10時 ゆっくりも出来ない 癒しもない 眠るまでのごはん お風呂 支度 いろいろ考えたら 自分のための時間てない 最近素通りな毎日を過ごしている せめてもの安らぎといたしまして 天体ショー プラネタリウム 引っ張り出して 映し出して 眺…

青の蛹

青い海は 広く 遠く 全てを優しく受け入れてくれるから 甘えたくなる 心を押さえつけつつ 投げた叫びも包んでくれる 明日を憂い 文を書きあげては いつか誰かに届きますようにと 流してみる 波を揺らし 風を感じ そこに乗せる想いを 歌にしたなら 渚に帰る …

神様になりたい。

実は僕は神様になりたい。っていう夢を抱えている バカげているかな バカげているよね それでもそう願うのは 止められなくて 神様になって何がしたいって 出来る限り君の生きる日々が 幸せになるように作り上げたいんだ でも、それにはやっぱり 君が懸命に生…

星を落とすときに願うこと

始まりだったのに 最後と勘違いしてた そのせいで道の歩き方も忘れて 盲目でいたからだろう 周りが暗いこと知らず もし暗くて見えないせいで 怯えて歩けないんだって言うなら 私の願いの星を砕いてでも 足元照らしてくれていいから せめて最後に私を責めて欲…

催眠

空気がいやに冷たくて 周りは雪で覆われているかと 信じ込んでいたのに まっさらな記憶を持つ私が 貴方にとっての雪でした 「ずっと笑顔で居てね」という 魔法を貴方は解けないようにと かけてくれていたのに 閉じ込めた記憶を持つ貴方の 笑顔は舞った粉雪(…

ダイヤモンド=カレイドスコープ

少女不安定気候 苛立ち 夕立に似た 低気圧 迫り来る 雲の溜まり 天気図では分からない あたしの気持ちの変化 グラウンドに 残された 水の溜まり 淀みがなく鏡のような 嵐の後の気持ちの残骸 覗き込んでみるよ そこには真っ逆様に空に落ちていくあたしの画 あ…

雨上がり、向日葵と虹の行方

憂鬱を募らせた あの時期に蒔いた種 花を咲かせ 追う日差し 晴天に陰り また募り 迎えて 一体どこを向く? 夕立かぎ分けて 先に蝉時雨降る ずっと見つめじっと頑ななまでに 太陽に恋した向日葵と同じ 枯れた紫陽花何色かも忘れ 私、落ちこんで、そして、…

fireworks

光と音が同時に聞こえる この空に構えた特等席で 僕はその光線眺めている どうして夜空に光る その閃光美しく思える? ただの光だと思えば 昼間には何も思わないだろう 過ごす日々には 夜の底みたいな 暗闇が続いたりしてた そこで見つけた光のような 貴方は…

オレンジ

沈みゆく陽と穏やかな河川 草の匂いがまばらに私の鼻をつく 似たような毎日 本当は何かを変えたくて 似ているはずなのに上手く生きてはいけない 私の不器用さに呆れても 明日も似たような毎日に また挑むのでしょう 何を思うか 一日の終わりに 見境もなく 日…

ピアノ

貴方のしなやかなピアノを 鳴らす指先とその音色が蘇る 幼い(いとけない)記憶 たまに頬に触れたならば 私の琴線にまでも触れて 音も鳴りもしない 旋律を奏でたことでした 調子の外れてしまうあどけなさは 貴方のピッチには合うことは ないままで 隠し切れ…

彩雲

誓ったんだ 私 どこの誰でもない私に もう涙は見せないのだと 目を塞ぎはじめ これで大丈夫だと 自信高らかに 意気揚々に 見たくないものは 見なくて済むようになったし 雫が溢れることがあるようなものならば すぐに拭えるし 赤い目だって 押さえつけていた…