チェーン・デストラクション

受験勉強をしているときに出会う
過去に出来ていた分野なのに
まったく解けなくなってしまった問題。

テストでは、その分野だけである程度解けていても
本当はあまり理解していなく
なおざりにして、ただ公式だけを覚えていたもの。
そのものが、また別の要素を含む問題と絡むと
公式を覚えていてもどう使えばいいのかが
分からなくなる、そんな問題と。

文系理系問わず、こんなことは
あるでしょう。

昨日、物理の力積の問題をやっていて
物Aの上においた物Bから受ける動摩擦係数による
物Aの初速度を求める問題にぶつかりました。

そうゆう問題を得意としない私は
苦戦しましたが、少したって
ある一面に対する力関係を考えるという
力学を解く上で、基礎中の基礎といえる考えを
思い出しました。
そして、そのことは授業中にいつも
先生がやっていたこと。

問題の図に力を一つずつ
書いていき、どの力がどこに作用しているかを
考えてみると、問題があっという間に
解けてしまいました。

さらには、今まで溜まっていた
疑問が連鎖して解けていきました。

この体験のように発想というものは、
たいてい記憶からによるものだと
思っています。

それは、どんな形にせよ
その人の行動にさえ影響してくるもの。

色々な問題にぶつかっても
損をすることはないみたいですね。