カレンダー

沿うように回すこの足元
世界を繋ぎ止める狭間は
突き挿したままで
破り捨て灰になっていく

何度でも繰り返してきた戸惑い
数えるほどの真実で
そろそろ見飽きた顔なのに
また笑顔で迎えられる


近く体を揺らす音
世界が変わる瞬間に
軽く踵で叩いて
星屑が舞う夜下がり
綺麗に響く数を乗せるもの
嘘みたいな切り返しに
明日が未来じゃなくなってしまう


新たに回るこの感覚
世界を隔てるような思いは
果てなく底まで
いっそ空に返してしまおう

こんな日にしか思えないようなこと
明日になればまた忘れてる
それでも思えて掴めるなら刻まなきゃ

つたない朝の光 
暗さに慣れて見失う
虹に似た弱い纏い
景色を澄ませる冷たさ
遠く説く朝日色のカーテン
空が壊れるけど
大丈夫 世界はちゃんと置いてくよ


見え透いた息の霧に
温めた時計の針を
再び始めていくため
一斉の声を掲げた
錆び付いて砕け朽ちる過去は
スタートにしては脆くて
それでも振り出しは遥か向こうにある

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I 喪中~
I 喪中~
年末年始は風邪でダウン
ヘビーローテンション♪

なんて、不謹慎は替え歌を思いついてしまいました。
寅さんと卯さんが無事交代したみたいですね。
上記の通りなのであいさつは割愛ということで。

私はまだ年越しそばを食べていないので
年を越した気分ではないのですが。