スカイランタン

夜を押しのける 長い一日
光と闇が 混ざるこの場所で

小さな灯火に 祈りを乗せて
忘れてしまっていても構わない
この目の前の景色が
色鮮やかに残る

ただ飛んでいけ 燃え尽きることなく
明日への光を 届けておくれ
流されていく 風をうけてただ
行き着く先が どこであっても


空を割いていく 淡い光
儚さ滲む 幻想のようで

いつかは燃え尽きる 迷いなどなく
舞い上がって贈る 美しさ
この目の前の景色が
神秘的に映る

飛ばす祈りが 疎らに染めてゆく
今日だけの空 灯しておくれ
傾きそうで 不安定なまま
織り成す色が 心奪ってく


登り切った空に 視界が囚われ
明日への不安を 忘れていくよ
この空の向こう 流れ着いたから
届いた光は ここにあるから
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長いんだか、早いんだか
なんなんだか。

あともうちょっと。