文学少年は肩で息をする/名探偵は誰も救えない

なんか、ラノベのタイトルっぽい。

感情表現や感情コントロールが上手に
出来るようになると
その分言語能力がなくなっていく感覚がします。

逆に感情表現や感情コントロールが下手になると
その分言語能力が鋭くなっていく感覚がします。

別にどう、ってことはないのですが
感情表現が上手い下手に関わらず
感情自体は蓄積されていくので
その蓄積されたものが
どのレベルの時点で外に出せるのか
が問題なんでしょうと思うのです。

例えば、不平不満を我慢していたとして
その不平不満の元が解消されれば
感情も開放されるので
解消の見込みを持って我慢しようと思うのです。

ですが、それが解消されずに
自分の我慢の限界点を超えた時に
それまで蓄積されていたものが
一気に放たれるわけです。

そして、あとで冷静になったとき
感情を説明するために
あらゆる言葉を使うので
言語能力が鋭くなっているような気がします。

逆に、ある程度のところで
怒っているふりだとか
おかしなふりだとかで
感情を吐き出していると
限界点に達せずに済みます。

ですが、その分どこか
すっきりしないというか
なんだかなーという状態に。

問題回避という意味では
いいのでしょうが。

問題が起きてから
解決へと導く思考を
働かせるくらいならば
問題が起きる前に
ちまちま感情を働かせて
未然に防いだほうがいいのでしょうかね。

感情も言語能力もうまく働かない時
きっと問題は解決せずに終わるんでしょうね。