死神

感覚が麻痺して
ちょうど眠りを妨げる頃
世界は私の咳払いで
静まりかえっている

昨日見た泣き顔も
ため息だけの戦慄に
どこ吹く風の
笑い声に飛び起きるのに

表裏 その全て
どこを覗いてみたって 最後には
行き着く結論が そこになるのならば
どうか答えと 終わりを
授けたいのだけど・・・
死んだ時には もう
あなたは口を持たないのでしょう?

左手が麻痺して
ちょうど悩みを妨げる頃
世界とあなたの背比べで
煮えくり返っている

ふざけてる泣き言と
ため息だけの一蹴に
裏切り行為
笑い声にトチ狂うのに

記憶まで 湧き出して
誰を覗いてみたって 最後には
行き着く結論が そこになるのならば
どうかこの身と その身を
交わしたいのだけど・・・
のんだ時には もう
わたしは生を持たないのでしょう?

神様も 天使にも
誰も望んでみたって 最後には
行き着く結論が そこになるのならば
どうかこの身が 死神に
なりたいのだけど・・・
生きた時 残されて
罪を除いてみたって 最後には
行き着く結論が 底を見るのならば
どうかこの身と その身を
沈めたいのだけど・・・
膿んだ時には もう
あなたは花を持たないのでしょう?

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死神って結構高い位らしいですね。

それが今じゃ
神様と死神は
医師と尊厳死ぐらいの扱い。

一応リリカカと繋がってるというかなんというか。