その時は手を握ろう

貴方の為に 捧げられる

言葉と思いを探している

濁りきった思考の海でなく

透き通った朝露のような

雫を言の葉に滴らせて

今はまだ 貴方を

愛せずにいるとしても

その目だけは 離せなくて

心だけが ずっと 彷徨っている

夜と過去を 照らす星だけは

今日も輝き続けている

形にしても 伝えられる

祈りと明日を探している

編み結た髪飾りに込めた

吹き通る囁きのような

香りで想いでを霞めさせて

今はまだ 貴方を

救えずにいるとしても

その目だけを 見つめていて

心だけを ずっと 読み取っている

貴方の先 照らす日々だけは

何時も輝き続けていて

今もまだ 私は

歩けずにいるとしても

その絵だけを 握りしめて

未来だけを ずっと 憂いている

それでもまだ 続く道だけは

今日も伸ばし続けていく

貴方の先 照らす日々だけは

何時も輝き続けていて

いつの日にか 結ぶ道だけが

ずっと輝き続けてたら