愛して。

愛とかいうやつで世界は変えられるはずなのだと

問いただされる愛の意味でさえもどこか儚げなの

愛があれば強くいられるとか

「それならなぜ、どうして私は挫けそうなの?」

なんで君のその「愛して。」が

崩れそうにも寂しく聞こえるのか

分からず 疑わず

ただ愛してみても

風みたいに存在がつかめずいて

認められてるわけでも必要とされるでもない誰の心は

君が騙した君の強さによるもので

その強さを試しに裏切ってみて走り出したら

見切るって拒んだからもう止まるんだ その足は

ジシンなんて知らない

でもね持っているそれだけを「認めて。」

何を以てして生まれてきたんだと言い張れるのかと

それだけではうまく行かない日々がどこか寂しげなの

夢があれば強くいられるとか

「それならなぜ、どうして皆は諦めてるの?」

なんで君のその「どうして?」が

愛しそうにも優しく聞こえるのか

違わず 疑わず

ただ真直ぐに見てる

白みたいな無垢だけが包んでいて

優しくなったわけでも丸くなったわけでもない僕の心は

君が信じた僕の強さによるもので

その強さを試しに抱え込んだまま走り出したら

出来るって知ったからまだ歩くんだ この足は

最期なんて知らない

だから知っているそれだけを「信じて。」

愛とか夢とか放り出したのは

きっと自分自身だったろうに

色々と天秤にかけた挙句

両手には何もないんだとか

「目に見えないものを大切にした証しだろう?」

形が見えるわけでも手に収まるわけでもない君の心は

僕を信じた君を信じられることで

その強さを試しに抱え込んだまま走り出したよ

出来るって決めたからまだ信じてる この結いは

頸木なんて知らない

だから知っている今だけを「愛して。」

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今日なんか思いついて。

帰って「続・最後から二番目の恋」の最終回見てから書こうと思ったら

なんだか、千明のモノローグで言いたいこと全部言われた気がして。

残ったものが出てきた気がする。

「ごめんなさい。」とか「さようなら。」

とかのシリーズにしようと思っていたの

再開しようと思いまして。