fireworks

光と音が同時に聞こえる

この空に構えた特等席で

僕はその光線眺めている

どうして夜空に光る

その閃光美しく思える?

ただの光だと思えば

昼間には何も思わないだろう

過ごす日々には

夜の底みたいな

暗闇が続いたりしてた

そこで見つけた光のような

貴方は美しいな

ごめんね、花火

やっぱり僕は好きになれそうにない

終わった後の寂しさに耐えられないから

光にやられた眼が余計に暗く感じている

光と音が離れて聞けない

この空に流れた流れ星の

僕はその光線眺めている

流れて燃え尽き消える

その閃光儚く思えた

刹那な楽しさだけなら

月のような幸せが続けばいい

散らす花先

儚さに賭ける

僕らは何も変わらない

無理難題を乗り越えたらば

何でも叶うような

線香花火

やっぱり僕は好きになれそうにない

流れた後の悲しさに耐えられないから

願いを託した火が余計に柔く感じている

ごめんね、花火

やっぱり僕は好きで堪らないんだ

鼓動を押した打ち上げに耐えられなくても

視線を取られた頬が余計に熱く感じている