曇天コスモス雨嵐

淀んだ 空 突風

多分私の嫌いな

あの轟音と光 それがもうすぐ来る

季節外れなのに  何でなんだろう

心の準備はいつも出来てないけど

もう間に合わないや 空は光始めてる

耳塞いでうずくまってたら 貴方が「ほら逃げ出そうぜ」

私はイヤイヤって拒むのに

貴方はニヤニヤってわらうんだもん

頬からホロホロって落ちていく

涙がピチャピチャって地面染めて

不思議な模様は2人の位置だけを

丁寧に丸々乾かしていた

そうやっていたら 貴方の声聞けず

何を信じていたら それが分からないで

期待外れなのに  何でなんだろう

貴方がそばにいてくれるそれだけなのに

まだ間に合うのかな 窓は閉まり始めてる

涙目で睨みつけてたら 貴方は「ほら置いていくぜ」

私はビクビクって止まるのに

貴方はフラフラって避けるんだもん

足もねガクガクって震えてて

傘がバキバキって壊れていく

不思議な競争は2人の位置だけを

丁寧に奄々引き離していた

私はヤダヤダって泣いてるの

貴方はドコ?ドコ?って探し続けて

私はクラクラって倒れかけ

貴方はココココって叫ぶんだもん

足がねプルプルって治まらず

花がヒラヒラって散らされている

それでもドクドクって呼応して

明日がキラキラって見えてくるんだもん

不思議な嵐は2人の道だけを

丁寧にサラサラ残し去っていた

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さりげなくシリーズ化している。

コスモスの「乙女の真心」らしいですよ。

乙女の変わりやすい心に自分でも苦しんで

それでも誰かを信じてみよとしてみたりする。

あぁ健気。

なんて。

いろいろ考えて書くより、ぱっとでで書く方がやっぱり楽しかな。

似たようなものになってしまうかもしれないですけど

30分そこらで絵を描くみたいにさらっとした方がすっきりするかな。