綴れ祈り

全ての糸が絡まるとこ

縛り付けられている気持ちになるけど

そのうち一つが引っ張り

何処かへ導いてくれていた

だけど気付いてしまう

張り詰めるほど違う方へ向いていた

愛するもの全て

連れていけるほど

僕はまだ強くなれないままで

君にどんな今と思い出

あげられたのなら

二人は強く強く結ばれていたかな

さようなら 明日

一つの糸が解ける時

守られていたことに気付くのだろうな

解けた反動でよろめき

転んだ僕を支えていた

だけど気付いてしまう

受け止める糸 切れる前に立たないと

夜に一人悟る

未来の景色は

涙目映す ぼやけたままで

それはどんな色の思いを

引き裂くのだろう

一人で強く強く生きていけるのかな

さようなら 明日

夜に一人祈る

希望と不安の

色彩違う綴れ祈りは

僕にどんな今と思い出

くれているのかな

くるまり弱く脆く包んでくれるけど

さようなら 昨日