変わらないままで変わること

何かが終わりそうなとき思い返すのは

来た道 歩みたどった道 作ってきた道

昔難しいと思っていたことを

今じゃいつの間にか当たり前のようにできていて

その当たり前を武器にしそうになったり

色々な季節を迎えて変わってしまった景色も

隣で同じような道でもがく人を見れば

また思い出したりして

器用になったんだか

不器用になったんだか

よくわからないけど

いつか僕が逃げ出したと思っている道も

辿れば ほら 僕の足跡だけだ

誰かから見れば難しいと思っていることを

きっといつの間にかやり過ごした

そんな思い出 あるはずでしょ?

何かを終わらせたいとき思い出したのは

来る未知 迷い選んだ未知 降ってきた未知

理想ばかりだけこぞって集めては

今をいつの間にか受け入れられなくなり始めて

その懐かしみを盾にしそうになったり

色々な思いを抱えて変わってしまった言葉も

なんども同じような声で塗り替えれてみれば

また進みだしたりして

諦め悪くなって

不器用になったみたい

笑い飛ばすけれど

いつしかこの人生の難題とやらも

「やりたい」か「やりたくない」ではなく

誰かの背中を見て追いかけ転びながらでも

「どうやるか」考え始めていた

そんな思いを 抱えていくよ

いつだが抱え掲げ続けていたものの

変わらないままで変わることの意味

自分で見つけてそれでもまた見失いながら

振り返り 思い返してみては

そんな日々たち 越えていくよ