太陽

優しさを置いてくれる夢を見ている

遠い淡い記憶から零れ落ちたその氷晶の

抱きしめていた私の体温は底冷えしていて

このまま永久に眠れてしまえそう

今は遠くに貴方の差し出す光

氷晶を通し美しかった

貴方に近づいてしまえば

その光の熱量に

氷までも溶かしてしまうから

今あるこの距離がとても輝かしくて

泣きそうだ

優しさで開いていく距離を見ている

間違えを許せないままでいる貴方の表象は

見つめるままの私の視力も奪われるほどの

そのまま永久に眠れてしまえそう

今は私の温度で溶けだす氷

心象を通し流れてた

貴方に近づいてしまえば

その思いを焼く鼓動に

私も身を焦がしてしまうから

今あるこの距離がとても暖かくて

幸せでした

ずっと忘れることもなく刹那でもなく光り続ける貴方は

私の中で生き続けていく他でもない太陽でしょう

貴方に近づいてしまえば

その思いを焼く鼓動に

私も身を焦がしてしまうから

今あるこの距離がとても暖かくて

幸せでした

だからね近づけないここで

その思いを知る鼓動が

私の足動かしているから

今あるこの距離がとても離れてても

幸せでしょう