クリスマスが降る

何でもない日が

平等に訪れるように

街の華やかさは

目の前に平等に煌めくか

寒くて繋いだのか

離れないように繋いだのか

大切にしたかったからか忘れて

片方の手袋が道端に落ちてた

期待なんか一つもないのに

せめてどこか静かで慎ましくあるように

騒がしさが消えた街中の明りに

幸せでも寂しくても

忙しくても悲しくても

クリスマスが降るよ

受け入れなくとも

平等にこなしてくように

日々の賑やかしは

他が為に平等に流れるか

寂しくて纏ったのか

寒さに凍えて纏ったのか

華やかさを纏ったのか忘れて

細長いマフラーが道端に落ちてた

期待なんか一つもないのに

せめて今だけは祈ることが許されると

また巡りくる日々まで灯せる様に

幸せでも寂しくても

忙しくても悲しくても

クリスマスが降るよ

期待なんか一つもないのに

せめてどこか静かで慎ましくあるように

騒がしさが消えた街中の明りに

幸せでも寂しくても

忙しくても悲しくても

クリスマスが降るよ