2011-04-04 オアシス それらしきもの アスファルト空に帰した私の伸びきった影色を失った危険を知らせるもの流れる汗に木々の隙間は寂しげに映えてゆっくりと伸ばした手陽炎の先でまだ取り残されている涙拭ってはしゃぐ声水を飲んだ私の乾ききった喉風を割いてった速度を上げていくもの舞う前髪に砂の乱舞は傷つけてくだけゆっくりと重ねた手終わりをただ祈り今を繋ぎ止めて細い指でゆっくりと離した手湖に伸ばした取り囲まれているエメラルドに・・・・・・・・・・・・・・・・・現実の知りうる全ては未来の現実に追いつかないから。過去を推測するだけも頼りなくて。