2011-01-01から1年間の記事一覧

sweet home

ゆらゆら舞い上がるよ煙に乗っかった匂いが届くてくてく歩く帰路に大きな影送りこの手が届く石ころを転がすだけで道筋から落ちるはずもない明日へと続く裏道の子猫を一人追いかけて夕日とまた隠れんぼ旅路上ここにおいてあったふわふわ浮いているよ曇に飲み…

爪が伸びる早さ

久しぶりに現れてみる。書くことがないわけではないこともないのですがまぁどっちでもいいのでどうでもよく。レポート書くのが少し面倒になりまして逃げてきました。他の方のブログを見ていると自分も何か書きたくなる衝動に駆られまして。地の文が入った小…

蝉とダンボールと星と車

最近家がごたごたしていまして。物理的に。というのも、二番目の姉が引越しをしまして。いろいろ内容は割愛。各部屋の荷物も入れ替えが起こったりなんかして、未だ片付かず。まぁ明日にドバーッと私は終わらせようと思ってます。ちょっぴり部屋が広くなりそ…

きらきら

心の隙間から放つモールス信号みたいな灯りで君自身を問いただしていたぼやける蛍火のようにか弱く点滅しているきっと軋んでもよく分かりはしないその光が叫ぶのはなあに?心に空いた穴をそのままにしておいて無理に塞がずに開け放って夜空に浮かんでいる星…

ラムネ

少し溶けたかき氷を熱い身体に飲み込ませ日差しを受け焦げた肌はまだ熱を帯びたまま縁日通りの氷水を張った中から取りだされたラムネビー玉を押し込んだ瞬間に溢れだす泡を見て左手が少しベタついたこんな風に騒がしいくらいの毎日がとても遠く愛おしくてま…

スカイランタン

夜を押しのける 長い一日光と闇が 混ざるこの場所で小さな灯火に 祈りを乗せて忘れてしまっていても構わないこの目の前の景色が色鮮やかに残るただ飛んでいけ 燃え尽きることなく明日への光を 届けておくれ流されていく 風をうけてただ行き着く先が どこであ…

ゴミ箱

食べこぼしを持っていく蟻がいる。僕の食べこぼしを。僕がちゃんと味わえなかったものを同じ味だと言って持っていく蟻が。そして、時たま不味い物であると文句を言って吐き捨てる。僕にはその行動でその意図が理解できるのにどうやら彼らには僕の持つ言葉の…

ghost write

夏の冷め切らないアスファルト暗い森の小道見たこともない 影の動き星占いのアンテナは 流星のせいで狂ったみたい心の準備も出来ていない僕らにやぁ、またあったねってどこかで見た事あるような絵をそのまま具現化したような姿恐怖心が見せるという存在に今…

学生本分

久しぶりの更新。思ったよりも早くレポートが終わってお風呂入ろうとしたらおかんが入るというのでちょっとした空き時間に。まぁたまにはブログらしい内容で。そういえば、こんな話題にも触れずに今日になっていたのですね。3年生になったのです。3回生?…

Blu-rain

雲一つもない晴天に少し憂いを混ぜた 天色白く模様描いたくらいが僕にとっては綺麗な空なんだつまらないとつぶしてみては減光に怯えて背中を向けてる憎しみさえも飲み込んだ黒に近い様な 青褐我慢しきれなくては溢れた雫束は藍錆色だった少し溶かし始めた僕…

旋回飛行

世界を見渡すくらいの視野が僕にあれば 今更こんなとこで 訳も分からない恐怖なんかに足がすくむ事もないのに小さく詰め込んだ夢ポケットのチャックは閉まらず軽いものから徐々に落ちてそんなことに気づかないように必死に駆け登るしかないんだ見えるのかな…

モノクロオレンジ

風が強く抜けるビルの谷間の夕暮れは太陽を隠してしまって湿った空気があたりゆくいつも向かい風で吹きつけるから少し疲れたんだ雨が今 降り出したこの場所で風が全て飛ばしていく前さえ見えないまま下を向いて叩きつけられるこのまま僕の体温が奪われていく…

marry me

永遠なんて僕らにはまだ幾分早すぎるからまずは一生を信じてみよう天国でも手を繋いでいられたら永遠なんてあっという間に付くから辿りつくまでの時間は楽しい方が速いから聞いて「君を幸せにする。」なんてね僕が幸せになるための口実で君もそれで幸せにな…

ノスタルジア

青い青い空の中かざしたプリズムの反射で作りだされた 虹を追いかけてる夢見るくらいならいつだって出来るけど今の思いの丈はこの時にしか見えなくてあの日に見た雲の絵画も僕がどんなだったか覚えてるから遠く遠い未来に思えた先のわからない僕らの遊びがセ…

去来現

振りまわされることもなくこの地球の上に上手に立ってはどこに運ばれることもなくただひたすらに回るだけ一秒前が過去だと知ってはいるのだけど同じ線路を辿ってたら繰り返しを勘違いしちゃうでしょ廻る12分割にされた一年はさ春が来て 夏が来て 秋が来て …

オアシス

アスファルト空に帰した私の伸びきった影色を失った危険を知らせるもの流れる汗に木々の隙間は寂しげに映えてゆっくりと伸ばした手陽炎の先でまだ取り残されている涙拭ってはしゃぐ声水を飲んだ私の乾ききった喉風を割いてった速度を上げていくもの舞う前髪…

嘘を付けたらいけない日

もはや日付変更線を越えていますが日記の日付的には今日。4月1日。だまされた人は馬鹿の「四月馬鹿」。もとい、エイプリルフール。なんともエイプリルフールの起源は諸説あるそうでどれが本当だかわからないみたいです。そのうちの一つを紹介。(wikipedia…

2=1

僕の思考の球体 散り散りにして思いつくままに 繋ぎあわせて形描くのは 一つの情景綺麗にできれば 万々歳できなきゃ 取捨選択そうやって 理想に近づいていくんだ大切そうに 繋ぎあわせた形は とても綺麗で いつまでも手放なさず 眺めていたけれど足元に広が…

虹喰い

ねぇそこから見える景色はどんな青色?僕も一緒に見せてよ世界中を探し回ったって辿りつけそうに無いその場所には魔法以上の輝きがあるって信じているから「ここまで来てごらん」追いかけたって追いつけやしないのに目の前に現れては僕をからかうんだどこか…

人喰い

進む日が増えて重なるごとに僕らの思いも同じように重なるわけじゃなくてゴミ袋に投げた声をまた引き出してはガムをとる紙くずにするようなあぁ嘘喰い僕らが背負った盾の重さを知ることはできたけど夢喰いに取られてしまった不幸の請いは剣であってもう戦う…

色彩

起き上がり見た外の景色は緑が映えてアスファルトを返す僕の記憶にある晴れた日とあまり変わらないみたいだ僕もそこに飛び込んですぐに縁をはみ出して描ききれない場所で絵具を継ぎ足していく帰ってきて見たその風景は黒く塗り潰されてよく掴めない感情が蔓…

極大流星

今日の天気なら 晴れ時々流星星降る丘の上には点を仰ぎ見ては 直線で橋を架けようとしているね危険地帯に並んで 手を伸ばして犇めくよりは両手を重ね 願いし思いはただの思い出すきっかけで忘れようものなら明日の空で虹を作ってくれる流れ星が流れたならそ…

年始買戦

やだ、耳栓した方がよく聞こえるっ。なんて不思議な体験が出来るものを最近購入しまして。そういえば、ここでは報告していませんでしたがREGZAphoneは無事年末までにゲットできました。発売日はやっぱり無理でしたね。初スマホですが、そんなにいじらずテー…

カレンダー

沿うように回すこの足元世界を繋ぎ止める狭間は突き挿したままで破り捨て灰になっていく何度でも繰り返してきた戸惑い数えるほどの真実でそろそろ見飽きた顔なのにまた笑顔で迎えられる近く体を揺らす音世界が変わる瞬間に軽く踵で叩いて星屑が舞う夜下がり…