五月雨

五月に募る憂が

六月の空を染めて

いつまでも続く雨を落とすらしい

だらだらと思いを落とし続ける私は

耳元ならして疎ましくなるのです

明日雨が落ちるならば

私が会いに行きましょう

傘を持って貴方に差し出すでしょう

その時は都合よく雨宿りしてもいい

傘を撥ね退けてくれてもいい

そうだとしてもその雨に打たれて

私を綺麗に洗い流せるでしょう

人に寄り添う憂は

至たる優しさに変えて

いつまでも続く雨を晴らすらしい

貴方の隣で傘をさしていた私は

寄り添いその優を描けていましたか?

この季節が終わるならば

私はもう居ないでしょう

傘を捨てて貴方は飛び立つでしょう

その時は都合よく思い出にしてもいい

優を受け入れてくれてもいい

そうだとすればその雨を落とした

私は綺麗に思い留まるでしょう

いつか雨が落ちるならば

私が虹を架けましょう

顔を上げて貴方は微笑むでしょう

その時に都合よく思い出してほしい

雨を受け入れてくれてもいい

そうだとすればこの雨を嫌がる

私は綺麗に受け入れられるでしょう

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連発が止まらないですね。

ただ書きたいものがたまっていく一方なんです。