どろんこオンチ

日々追われるように突き進み

ふと 足跡を振り返ってみようと

後ろを見れば ぐちゃぐちゃな

砂の上 + 雨の日が 定常

舗装をされたアスファルト

元から足跡も残らない

そんな固い道もあわないでいたけど

確実なものを積み重ね

一つ 一つ 確信を持てたなら

「これでいいと」胸を張り

進むことが出来るのにな

どうにもいかない日々重ね

バランスの悪い 泥道の上

アスファルトを眺めながら

涙さえ走り続けるスピードで飛ばして

「まぁいいか」と思える日々を

どうか どうか 大切に ね

騒ぎ立てたのならば吹き飛んで

ふと 足元は弾け飛ぶような

形がゆらぐ ふらふらな

砂のよう + 水のようが 正常

確立された方法論

元からそんなものひとつもない

それも予定通り進むわけないけど

不確かなものを打ち潰し

一つ 一つ 安心を持てたなら

「それでもいいと」呟いて

前だけ見ていられるのにな

身体は疲れて日々重め

朝方に弱い 人ごみの中

電線路を眺めながら

弱音さえ押しつぶされる圧力に押されて

「まぁやるか」と思える日々を

どうか どうか 慎重に ね

確実なものを掴みながら

一つ 一つ 大切にできたなら

「これでいいと」前を向き

進むことが出来るのにな

どうにもいかない日々重め

抱え続けた 底なしの沼

両手はいまだ塞がれながら

涙さえ拭い去る温もりを感じて

「不甲斐ない」と思える日々を

どうか どうか 愛して ね