オールトの雲

朝起きてすぐに考える

今日はいつ帰れるだろう

もしかしたら時計の針が

悪戯をしていつもとは違う時間かも

それがどちらに転ぶかな

その針を気にしているうちに

アリスの国に迷い込んだりして

少し良いことあると

これでいいのかな、なんて

少し悪いことあると

私の飾らない居場所はどこ?なんて

考えたりして

暇な割に忙しないのです

この手を伸ばすそのあたりが

ちょうど私の現実世界

狭いと感じていた割には

上手く扱えなくて

手のひらには収まらないくらいで

抱きしめられるくらいで

私の空想の世界は

きっとね 永遠みたいなもので

もしかしたら帰りを照らす

星光届くまでと似ている時間かも

それが届いた頃に もう

その請いを気にしすぎたせいで

オールトの雲に迷い込んだりして

少し飛躍しすぎて

これでいいのかな?なんて

少し指先でなぞり

手の大きさでくり抜いたのに

手のひらから零れるどころか

夜空から零れ落ちた

その星落ちるそのあたりが

ちょうど私の想像世界

恋と似通っていた割には

叶いそうにないから

夜空には恋に落ちないと

昨日決めたはずなのに

この手を伸ばすそのあたりが

ちょうど私の現実世界

狭いと感じていた割には

上手く扱えなくて

手のひらには収まらないくらいで

抱きしめられるくらいで

その星落ちるそのあたりが

ちょうど私の想像世界

恋と似通っていた割には

叶いそうにないから

夜空には恋に落ちないと

昨日決めたはずなのに

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思いついたままに展開したので

強いてはなく。