星を落とすときに願うこと

始まりだったのに 最後と勘違いしてた

そのせいで道の歩き方も忘れて

盲目でいたからだろう 周りが暗いこと知らず

もし暗くて見えないせいで

怯えて歩けないんだって言うなら

私の願いの星を砕いてでも

足元照らしてくれていいから

せめて最後に私を責めて欲しかった

何がダメで 何が嫌だったのか

だから ほら 分からないままでしょう

過去を 向くだけの 力はどこに備わっていた

不確かなものに 縋り付いているのは

記憶を信じれる分だけ自分を信じていたはず

可笑しいよね

見えないものに怯えているのもいつだって同じだ

覚えがあるか ないかの違いだけで

こんなにもどうにもならないなら

せめて最期を私にくれて欲しかった

いやに見える 明日が恐れ多く

だから ほら 動けないままでしょう

落とした星屑

零した涙の痕も

凍り付いた時計の針は

汝を刺して時を戻そうとした

繰り返さないだけの未来を

選んだ選択肢が今ならば

あぁぁ。。。。。。。。

せめて最期を貴方に捧げてみたかった

それで終わり 永久に届くはずで

だから ほら 動けないままでしょう